なにわ高津宮あきんど祭り

かわら版

竹切りをしました。

令和七年(2025年)10月11日の岸和田とんぼ池公園での竹切り3

10月11日(土)、あきんど祭りの夜に灯す竹灯籠のための竹切りと加工が行われました。
午前は岸和田市の蜻蛉池公園で竹の切り出し。台風接近で中止もあるかもしれない、と心配していましたが青空が戻り、無事行うことができました。
作業時間中に突然のスコールのような雨に全員が濡れることもありましたが、笑い声が絶えず、予定していた竹を無事切り出しました。午後は高津宮へ移動し、後日の竹灯籠の加工をしやすいように、大まかに切ってから、絵馬殿の脇へ積み上げました。
40名近い参加者が力を合わせ、びしょ濡れになった分だけ心が通い合う一日になったようです。

令和七年(2025年)10月11日の岸和田とんぼ池公園での竹切り9
雨に濡れた竹林の中で、参加者が力を合わせて伐採作業。チェーンソーの音とともに、竹が倒れる瞬間には拍手が起こりました。自然の恵みに感謝しつつ丁寧に切り出します。
令和七年(2025年)10月11日の岸和田とんぼ池公園での竹切り14
電動ノコの音が響き、チームで効率よく作業が進みます。安全を確認し合いながら、一本一本を丁寧に整えていきます。
令和七年(2025年)10月11日の岸和田とんぼ池公園での竹切り3
ノコギリを手に、大人も子どもも力を合わせて竹の枝を整えます。一本一本の竹に心を込めて、秋の夜を彩る灯籠づくりの第一歩がここから始まります。
令和七年(2025年)10月11日の岸和田とんぼ池公園での竹切り8
払った枝をトラックに積み上げます。仲間たちの掛け声が響くなか、チームワークで次々と積んでいきます。
令和七年(2025年)10月11日の岸和田とんぼ池公園での竹切り5
子どもたちが自ら仕事を見つけてイキイキと働いていました。みんなが自然の中で学ぶ大切な時間となりました。
令和七年(2025年)10月11日の岸和田とんぼ池公園での竹切り3
切り出した大きな竹をどのように積むか思案をしながら、トラックに丁寧に積み上げます。
令和七年(2025年)10月11日の岸和田とんぼ池公園での竹切り16
子どもたちも真剣な表情で竹を切る。ぎこちない手つきながら、一生懸命さが伝わります。大人に見守られながら挑戦するその姿に、未来への希望を感じます。
令和七年(2025年)10月11日の岸和田とんぼ池公園での竹切り13
次々にトラックに載せられる竹。みんなの作業を見守りながら、隙間なく積んでいきます。
令和七年(2025年)10月11日の岸和田とんぼ池公園での竹切り10
作業を終えた竹と、休憩する人々。雨に草地に立ちこめる清々しい香りと、空の青さが広がります。自然と人の営みが溶け合う穏やかな時間でした。
令和七年(2025年)10月11日の岸和田とんぼ池公園での竹切り12
ずっしりとした竹を肩に担ぎ、高津宮の石段を登る姿はまるでお祭りの始まりを告げるよう。仲間と共にある喜びが重い竹を運ぶ気力に。
令和七年(2025年)10月11日の岸和田とんぼ池公園での竹切り1
絵馬殿の脇に積み上げた竹材。朝の雨に洗われたような瑞々しさ。これから灯籠になるのを静かに待っています。

幸福になぞらえた529本の竹灯籠を一緒に手作りしませんか?

10月19日から、竹灯籠づくりの第一歩、竹のカットが始まります。開始時間は9:00からですが、都合の良いタイミングから参加、自由に終わっていただいてOKです。終了は16:00ごろの予定です。
それ以降は11/2日、3日、9日、16日と続きます。

本殿横の絵馬殿へお越しください。お手伝いに来てくれたお子さんには、お祭り当日の遊びに使える高津開珎(こうづかいちん)を差し上げます。

親子で参加いただく方も年々増えてきています。興味のある方、散歩がてらのぞきにきてください! お近くの方、ご参加おまちしています! 必要な道具はお貸ししますので手ぶらでお越しいただいて大丈夫です。

※高津開珎は数に限りがあります。
※就学前のお子さんは、保護者の方と一緒にご参加ください。
※安全第一で行っていますが、万が一ケガをされた場合、応急の処置と対応をさせていただきます。必要の際は医療機関で受診をお願いいたします。なおケガの保障はいたしかねます。